完全な学問



著名な教会博士で、アシジの聖フランシスコの良き後継者となった聖ボナヴェントゥラは、「イエス・キリストのご受難(十字架)にこそ、完全な学問がある」と言いました。彼とトマス・アクィナスとの問答は有名です。
トマスが尋ねます。「貴方は一体どこで、その偉大キリストについての知識を得ているのか?」
ボナヴェントゥラは「私が最も多くのことを学び、今も学びつつあるものはこれです」と十字架を指して答えた。
彼の師であったフランシスコも、まだ青年の頃、今にも崩壊しそうになっているダミアノ教会の祭壇で、十字架の前にひざまずいて祈っていた時、突然「フランシスコ、フランシスコ、倒れかかっている私の教会を建て直しなさい」と語りかけるキリストの声を聞いています。その時から、十字架に付けられたキリストへの愛に燃え、その愛は終生、彼の内で燃え付けました。彼の心に燃え上がった愛は、きわめて熱烈であったので、その時から、キリストに似た者となること、できる限り完全にキリストに倣うことが、彼の最高の望みとなりました。
キリストのご受難、十字架にこそ、真の知恵、最高の学問があります。礼拝で学んできたヨハネ福音書のシリーズも、今年は18章に入り、イエス・キリストのご受難の物語が始まっています。この学びは、私たちがほんとうの私たちを取り戻すための奇跡のレッスンです。

今週も大切なことを大切に。

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ゲッセマネのキリスト

死ねば、多くの実を結ぶ

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